早く帰れない営業職のあなたへ【時間短縮できる仕事の取り組み方】

仕事術 効率化

早く帰りたいのに仕事量が多くて早く帰れない営業ウーマン

早く帰りたいのに仕事量が多くて早く帰れない営業ウーマン:「仕事が終わらないなぁ。早く帰りたいのに帰れないなあ。早く帰って美味しいものを食べたいなあ。でも、お客さんが困るのも嫌だし、どうしたら早く帰れるのだろう・・・」

こんにちは、あやです。

この記事を書いている私が、まさに上記のような悩みをかかえていました。
今は、早く帰りたい日は、早く帰ることができるようになりました。こんな私になれたコツをお話していこうと思います。

本記事の内容

  • 早く帰れない営業職のあなたへおすすめの時間短縮仕事方法
  • 早く帰れない営業職のあなたが、時間短縮仕事法とセットでやるべきこと

早く帰れない営業職のあなたへおすすめの時間短縮仕事方法

早く帰れない営業職のあなたへおすすめの時間短縮仕事方法
ずばり、仕事量は、取り組み方によって減らすことができます。

そのためには、仕事をやるうえで、意識して仕事をすすめていく必要があります。

例えば、もし、予定があるために定時で帰宅しなければいけないのに、ありえない量の仕事がお昼に舞い込んできたらどうしますか?
夜まで残業しますか?それは難しいですよね。

では、どうしたらいいのか?

・・・仕事をやる順番を変えるのです。数字で表現すると下記の通りです。

  • 普  通の方法 : 1→2→3→4→5
  • 時間短縮の方法 : 3→1→4→2→5

「?なに?」って感じたと思いますが、順を追って解説します。
この記事を読み終えたら、今よりは仕事が早く進められる自分がいると思います。
2ステップを実行しています。

手順1 取り組み方を変える
手順2 習慣化

たったこれだけです。
では、具体的な方法を深堀してみましょう

手順1:取り組み方を変える

私の場合は、下記3つを行う。というルールにしました。

  1. 5割の完成度で、アポを取る
  2. 8割の完成度で訪問。当日ヒアリング中心の会話。相手の質問を引き出す
  3. 打ち合わせ後一日以内に、回答返却し、次の動きの段取りをする

この3点を意識しています。

1)5割の完成度で、アポを取る

最初に全体の段取りを考えます。
商品の紹介であれば、ざっと目を通します。同時に、説明する上で自分が分からないことがないかをチェック(あれば、事前に調べる時間を確保)し、準備にどれくらいの時間がかかるかを把握します。

5割の完成度でアポを取ります。

アポの前日までに、残りの準備をします。(8割くらいの準備ができればOK)

2)8割の完成度で訪問。当日ヒアリング中心の会話。相手の質問を引き出す


8割の完成度で、訪問します。

経験上、自分なりに100%の完成度で訪問しても、逆に伝えたくなってしまい、こちらが話す時間が長くなってしまいます。それでは、相手のお困りごとを聞き逃してしまいます。

また、相手はこちらの商品を全力で興味がある状況でなければ、詳しい詳細な部分までの説明は不要です。

よって、8割ほどの完成度で大丈夫なのです。

会話を相手からの質問を引き出す時間にしたり、お困りごとをヒヤリングする時間に使います。

もちろん、出た質問で答えることができなければ、持ち帰り、後日回答します。

回答しなければいけない質問があることは、ある意味チャンスでもあり、お客様とのつながりができるわけです。これで、次のアポも取りやすくなります。

3、打ち合わせ直後に、回答返却し、次の動きの段取りをする

帰社後、なるべく早い段階で質問の回答準備、頭の中で整理をします。
そして、次の段取りをイメージします。余裕があれば、次のアポイントもとってしまいます。

上記の感じで進めていきます。

さきほどの数字で表現すると、下記の通りです。

普通の方法:

1(100%説明できるように商品準備)→2(質問も想定して準備)→3(アポ取り)→4(訪問)→5(次の訪問まで放置)
時間短縮の方法:

3(段取り(アポ取り))→1(8割説明できるよう商品準備)→4(訪問)→2(質問回答)→5(次の段取り)

つまり、完璧な状態にしてから行動する。ではなく、未完成のままで行動。まずアポをとり、それに合わせて準備。

お客様にヒアリングすることで、お客様のお困りごとが聞け、それが、のちのちの売上につながるのです。完璧な準備がなくても、次につながる価値のある打ち合わせになるのです。

次のアポもとりやすくなり、時間軸の流れが速くなり、短い時間で採用を決めることが出来ます。

手順2:習慣化する

まずは、1つの物件から始めましょう。

いきなりは勇気がいるので、私の場合は、自分からの提案の仕事の案件から始めました。今では、先方からの案件もこのやり方で時間短縮しています。

全ての案件をこの1~3サイクルで回すと、相当な時間を節約できます。

早く帰れない営業職のあなたが、時間短縮仕事法とセットでやるべきこと

時間短縮仕事方法を実行しつつ、次の2点も抑えておくとより効果的です。

  • 失敗をおそれない
  • 世の中のスピードは速く進んでいる

失敗を恐れない

日本人は、売る商品を完璧に説明できるようになってから、売る。という行動をする人が多いです。

失敗したくない。という気持ちがあるからですね。そういう心理があると、完璧に準備をしたくなります。もちろん、良いことですが、たくさんの時間がかかります。

完璧に準備ができた頃には、他の誰かがやっていたり、他社に取られてしまったり、タイミングを逃してしまったりする危険性があります。

不安がってたり、失敗を恐れて、他人がうまくいくか様子をうかがっている間にどんどん時間は過ぎていきます。

ビジネスは、失敗を恐れていては始まりません。

ユニクロの社長 柳井氏の本に「1勝9敗」という本があります。

チャンスは、どこにあるか分かりません。たいていは、自分が思っていたところ以外に転がっていたりします。

8割の準備をし、スピード感を持って行動すると、意外にいい話が舞い込んできたりします。
勇気をもって飛び込むことが、早く帰れない営業ウーマンから卒業することができます。

世の中のスピードは速く進んでいる

時代は自分が思った以上に早く進んでいます。

例えば、日本国内におけるSNSのアクティブユーザーは年々増加しています。

経年比較可能なLINE、Facebook、Twitter等の6つサービスのいずれかを利用している割合をみると、全体では、2012年の41.4%から、2016年には71.2%にまで上昇しています。

※引用:総務省 データ主導経済と社会変革

5年で、約30%もの利用者が増加しました。

ゆっくり勉強したり、準備している時間はありません。走りながらすすめていかないとあっという間に世の中においていかれます。情報も新鮮ではなくなります。

自分の商品を完璧にお客様に伝えることも大切ですが、それ以上にスピード感を持って、お客様に寄り添うことが必要です。

精一杯お客様に寄り添いながら、早く帰れる営業ウーマンを目指していきましょう。

合言葉は、「失敗を恐れずに、走りながら実践」

頑張って営業の仕事をやればやるほど、仕事量が増え、早く帰れない日もありますが、それは、どんなに優秀な営業マンでもそういう時はあるはずです

とはいっても、自分の人生を充実させるために是非、1→2→3サイクルを試してみてください。

というわけで、早く帰れない営業職のあなたへ、時間短縮できる仕事の取り組み方について記事を書きました。

どんなお仕事でも使える考え方だと思いますので、一度試してみてください。